3Dプリンタで ステアリング操舵パーツを作ってみた

タミヤから バギー工作キットが発売されています。
http://www.tamiya.com/japan/products/70112buggy_car/

これ後輪1モータ駆動なのだけど、前輪サスペンション部がステアリング左右約30度キレるようになっているのです。
サーボモータを使って、これを自動操舵できるようにしてみます。

前の記事で「サーボモータを倒立させるマウンタ」の話を投稿しましたが、実はコレを作るための物だったのです。

3Dプリンタで出力した部品はこんなもの。
サーボモータのマウンタも白色で再出力しました。

3Dmodel1 3Dmodel2

サーボモータにアームを仮止めして、左右に動かし中間地点を前方まっすぐに向けます。
その状態でアームとステアリングアームをネジ止め固定します。

バギーカーの前輪のバーに裏からステアリングピンをはめます。
この時、バーにきっちり固定されるように、ちょっと力をかける必要があります。
それでもきつい場合は、バー受け内部の突起をカッター等でちょっとだけ削ってください。

なお、バーの中央にステアリングピンが来るようにしますが、実際に動かしながら左右に微調整すればいいので だいたいでOKです。

これでサーボモータを回転させるとステアリングがキレるのです。
今回は IchigoJamから サーボモータを PWM5で制御することにしたので、
PWM 5,125 ~ PWM 5,145 ~ PWM 5,165 で右へ/直進/左へと操舵できます。

Steering1 Steering2

今回の3Dモデルデータ(.stl)を公開しておきます。
本データーは “CC BY-NC PCN金沢” としますので、ご自由にお使いください。
STLデータ(.zip)