かほく市の小3~6年生 10名への教室(通称:寺子屋)を H29年5月からH30年3月まで 全10回で開催してきました。
3/10(土)は その最終回でした。

今期1期生は、先生の立場からも 試行錯誤しながらの教育プラン/テキスト作成だったのですが、
それでもコンセプト「ものづくりの楽しさを知って欲しい」「身近にあるコンピューター、センサーに気付いて欲しい」からは ブレずに毎回の教材を準備することができました。
毎月、何かしらのセンサーなどの部品を配付し、それを使ったプログラミングして動かしてみる形態でした。

傾斜スイッチ、タッチスイッチ、明るさセンサー、100円扇風機を強弱切替えに改造、フルカラーLEDでXmasツリー電飾、音に合わせて点滅、…
いろいろやってきました。

さて、最終回はIchigoJam搭載モーター制御カーに反射光センサーを付けてもらってライントレースを実施。
組立て(ネジ回し)も大切な体験。

Kahoku1803_1 Kahoku1803_2
TamiyaCar_LineTrace

プログラムは、先月に車の前後左右に動かすことができていた彼らには、ライントレースへの応用は比較的容易なようでした。
ただ、速度が速すぎて線を越えて制御不能になる子が続出。
実はコレは狙い通りでして、速すぎるので速度チューニングが必要なことを説明して、何度も試行錯誤してもらうのです。

パラメタ値を見つけて動くようになったら、1つのコース上に数台を同時に走らして 追いかけっこ?風に遊びだす子どもたち。
めちゃ楽しそうでした。

LineTrace1 LineTrace2

今回は最終回。
最後に彼らに贈った紙には、こんなことを書いてみました。
そう、失敗しても何度でも試行錯誤すればいいのですよ。

message

この子らの中に、引き続き、ものづくりして遊んでくれる子が居てくれるといいなぁ。
そして、別のイベントやコンテストで、彼らと再会できることを楽しみにしています。