2016/7/16(土)~18(月,祝) 10:00~17:00
金沢駅東口の もてなしドーム地下広場にて
”NT金沢2016” 開催されました。
http://nt-kanazawa.org/

このイベントに、PCN金沢からも出品していました。
IchigoJamで作った 携帯ゲーム機なども展示しました。

1) まずは IchigoJamで動く「川くだりゲーム」

これは、各イベントで子どもたちに動かしてもらっているゲームですね。
たった8行という短さでも これだけ楽しいゲームが動くのです。

会場にいらしたお子さん連れのお父様から「お!BASICか。懐かしいな。昔 N88-BASICで遊んだなぁ」「なんと \1500だと!安いもんだ」という声が聞けました。それも1人じゃなく数名から。
こうしてコンピューター遊びが 親から子へ 引き継がれていくのかもしれませんね。

2) 新作、迷路ゲーム

IchigoJamとモニタを1枚のパッドの上に並べた携帯ゲーム盤です。
モニタの裏に3軸の傾きセンサー(*1)が貼ってあります。

ゲーム盤を前後左右に傾けて、人が迷路を歩きます。
途中の×に当たるとゲームエンド。
小さな子供でも、2~3回Playすればコツがつかめます。

キーボードで遊ぶことは多いでしょうが、こんな体感ゲームも楽しいでしょ!?

*1 : 3軸の傾きをアナログ値(0~1023)で得ることができる物です。
  「ADXL335搭載 3軸加速度センサモジュール “GY-61″」という品。

3) 他に、ルーレットゲームや、ステアリング操舵カーも展示

6個の環状LEDを順番に点滅させたルーレットゲーム、モーターを制御して前後左右に走らす、、、
IchigoJamは、電子工作に使うのも楽しいですよ。

4) ブースの後には、IchigoJam体験コーナーを設置

ハンダなど工具一式、プログラミング用のモニタ/キーボード、そしてテキスト、を用意して待っていました。
約1時間かかるけど、ここで ハンダ付けしてもらうことができるように。
当然、プログラミング/ゲーム作りも体験してもらいます。

いつもの教室と 同じテキストですが、マンツーマンで対応できるからか?
進行が早く、1時間ちょっとで完了する教室でした。
子ども3名 そして 大人も作ってくれました。
自分でハンダ付したIchigoJamが無事に動いた時のあの瞬間は、子供でも大人でも感動しますよね。
指導(説明/制作補助)している私にとっても楽しい時間ですから、あっという間に1時間過ぎてしまいました。

5) ORANGE pico

PCN金沢の私は IchigoJam推しではありますが、同様なコンセプトの “ORANGE pico” という BASICマイコンも展示しました。
IchigoJamと比べると、BASIC高速/メモリ大きい, 浮動小数点/算術関数が使える, グラフィック表示ができる、が特徴的。
これを 紹介するには、y=Sqrt(x) や y=Sin(x), y=Cos(x) のグラフを表示してみました。
プログラムは BASICで作るんですよ。

※左がIchigoJam、右がORANGE pico、2つのBASICコンピューターの共演(競演?)

NT金沢に出展/来場された皆さんでも、ORANGE pico はまだまだ知名度は低いようで
「基板だけ買っておこう。後で 調べて部品購入するわ。」と言ってる人が数名居ました。
“NT金沢 限定配付 ORANGE pico Type S 基板” を 1枚 ¥100で販売してみました。

ORANGE pico に興味がある方は、私でも対応できますが、詳しいことは 本家Web参照ください。
http://www.picosoft.co.jp/orange/

最後に、NT金沢って不思議な 楽しいイベントでした

大人たちによる自慢作品を展示して、皆に遊んでもらって/楽しんでもらって、
「凄い!面白い!」「変なの!」と言われることが嬉しいんですよね。

そして、出展者間で意見交換/雑談している繋がりの輪も貴重な体験。

3日間に渡る長丁場でしたが、あっという間でした。
また来年も参加しようっと。