2020/10/17 津幡町親子プログラミング体験教室
津幡町のまちなか科学館さまのイベント。
親子13組が参加する、親子でプログラミング体験する場でした。
まず、私の教室ではいつもこの話から始めます。
「君の家にもコンピュータがいっぱいあるんだよ。
家電という機械のなかに、コンピュータが入っているんだ。
今日使うコンピュータも機械を動かすコンピュータの仲間。」
子どもたちからは「おー、ウチには30台くらいある!」と聞こえてきます。
「いやいや、もっといっぱいある。たぶん50台くらいはあるよ。
デジタルの目覚まし時計。電子体温計。こんな小さな機械にもコンピュータは入っている。」
この話をすると、隣にいるお父様/お母様からもうなづきが見られます。
次にやるのが キーボード練習ゲーム。
AからZまで順番に叩いて何秒で終わるか?のゲームです。
最初 5000~6000かかっていたのが、何度も練習すると 2000前後にまで早くなります。
ここで IchigoJam BASICの世界では、60で1秒。つまり 1800ならば 30秒で叩き終わったのです。
約1時間経過したところで休憩10分間取るのですが、その休憩時間中も練習ゲームしている子どもたち。
1000切る子が何人も出てきます。900なら 15秒ですね。
今回の教室の最高記録は 450くらい。約7.5秒。AからZの26文字を 7.5秒ですから 1秒間に3.5文字。
(ちなみに、大人は 慣れている人で 1000前後でしょうか。私?早いですよ。450~350。)
いままでいろんな学校でこのキーボード練習ゲームやってきました。
学校で実施した時の最高記録は 320前後。1人じゃなく数人見ました。
学校じゃないですが、何日も練習を繰り返したら 300切ったという子も居ましたね。
さ、プログラミングの時間を始めます。
LED命令とWAIT命令。これだけで、簡単な装置が作れます。
夜間点滅信号機。1晩中 LED点滅するには GOTO文1行追加するだけです。
こんな簡単なプログラムでも、私たちの暮らしは便利になります。
機械を動かすコンピュータIchigoJamに プログラムを作れば、便利な装置ができるのですね。
教室の最後は、ゲームを作ります。
IchigoJamと押しボタンスイッチを線で繋ぎます。
押しボタンを押すと 画面に表示された人の絵が1つ横に走ります。
その人を100回動かすというゲーム。
名付けて 100mダッシュゲーム。
子どもがプログラム打ち込みます。遊びたいからガンバって打ち込みます。
20行近いプログラムですが 作るの早くなっています。
まずは子どもがゲームします。100m 約20秒前後。
次はお父様/お母様がゲームします。100m 約20秒前後。
そう、そんなに違いません。
そもそも押しボタンをプチプチ押す操作って、けっこう疲れるんですよね。
さて、この 100mダッシュゲームのプログラムをここに登録しておきます。
1つは 外部押しボタンスイッチを繋ぐ方式。
もう1つは IchigoJam標準搭載の押しボタンスイッチで遊ぶ方式。
さ、皆さんもプログラム打ち込んで遊んでみませんか?
■ 外部スイッチ |
■ 標準搭載スイッチ |
さて、こうして2時間の教室があっという間に終わりました。
子どもの夢中になってキーボード叩いて練習する姿、プログラム打ち込んでゲームを作る姿。
こんな姿を横で見たお父様/お母様も、喜んでいたことでしょう。
小学生のうちから コンピュータに触れる、キーボードに慣れる、プログラムが作れるようになる。
こういう経験をいっぱいして欲しいものです。
最後の〆の言葉はコウです。
「また次の機会に、IchigoJamでプログラム作って 遊ぼうね!」