パトリさんで、プログラミング教室全4回コースを開催しました。
プログラミングの基本とは 処理, 条件判定, 繰り返し の塊(かたまり)。
そして、下記のコツを教えたのですが、勉強として覚えるのではなく、
何度もプログラムを叩いて/動かしていると、理屈が判ってきます。
みんな、真剣に取り組んでくれました。
1) 画面のどこに何を表示するか?
5mmマスの方眼紙に、横32桁 x 高24行 の外枠を書き、その中のどこにキャラクタを表示するか?事前に絵で書いておきます。
2) ゲームに大切な要素。
・乱数は欠かせません
・キー操作でキャラクターを上下左右に動かす
・キャラクタを動かす時に、大切なのは 前の位置をどう消すか?なのです
・宝を拾った、敵に当たった、そこに壁がある、どう判定するのでしょう
・時間制限(タイムオーバー)
3) 幾つもプログラムを作るようになると、本体の保存域4個では足りません。
増設メモリ(EEPROM)を配り32個も保存できるようにします。
そして、EEPROMを使うと、複数のプログラムを連結して動かすことができるようになるので、長いプログラムが作れます。
4) 判りやすいプログラムとは
スパゲティプログラムにしない、処理単位に分離する,行番号を100番台/200番台/…と分ける、コメントを書く。
これプロのプログラマになっても大切なことです。
4回の教室で 上記のコツを繰り返し学んでもらいました。
そして、今日はこのゲームを叩いて遊ぼう!という時間帯に、何度かゲームで遊んでくれるのは当然、
そのうち「ココ、こう改造してみた!」とプログラミング(改造)で遊んでくれる子も居ました。
誰かが作ったゲームを叩いていくうちに、どこを改造すればいいか?判ってきます。
そして、そのうち、ゼロから自分で作れるようになります。
あまり難しく考えずに、「作ってみて/失敗して、何が違ったか考えて」を繰り返すことが成長に大切です。
PCN金沢としては、教室の中は勿論、卒業生の子にも、「ココどういう意味?」「ココうまく動かない」などのサポート役を担っていきたいです。