今回のコンテストのテーマは
サーボモーターを使った
IchigoJamを使った動くおもちゃ
でした。
かほく市だけでなく金沢市からも応募がありました。
かほくIT-CATS推進協議会メンバー(*1)、および協賛各社様からの審査によって
入賞者6名を選出。
なかでも高得点だった上位2作品を 準グランプリ、グランプリ としました。
*1 : PCN金沢の私もメンバーの1人です。
選出された入賞者6名には「あなたの作品が入賞されたので 作品展示したい、表彰式に参列して欲しい」と連絡。
表彰式当日、時間前に 作品展示コーナーに集まって 皆の作品を見て学びます。
友達の作品を見て、それぞれの仕上がりや工夫を見て、自分は何賞なのか? 不安と期待がいっぱいだったことでしょう。
さて、表彰式の開会です。
まずは、IT-CATSかほく推進協議会会長 油野市長からの開会のあいさつ。
では、お待たせしました。
協賛社様から選出された奨励賞の発表です。
◆アイ・オー・データ機器賞
作品名「IchigoJam de 踏み切り」
宮田 駿星 さん(小5)
PCN金沢からのコメント:
警報機の2灯を交互に点滅後に遮断機が降りる、の順次制御が再現されています。
よく観察されていますね。
◆三谷産業賞
作品名「三國志 桃園の誓い」
矢後 大雅 さん(小4)
PCN金沢からのコメント:
サーボモーター1個で2か所を回転させるリンク機構が実現されています。
回転方向も考えられている点が評価されました。
◆NTTドコモ北陸支社賞
作品名「ワールドカップinかほく」
木谷 幸喜 さん(小6)
PCN金沢からのコメント:
作品としての仕上がりが素敵。
ボールを置くところの輪、蹴る足の金具、蹴る方向を調整できる、などの工夫が素晴らしい。
◆富士通ITプロダクツ賞
作品名「色んなかいじゅうたち」
志築 佳佑 さん(小6)
PCN金沢からのコメント:
サーボモーターを小刻みに動かすことで、口パクを表現しています。
口元にエサを与えるとセンサー検知して口を閉じるのが可愛く仕上げられています。
◆PFU賞
作品名「プログラミング教室の自動ドア」
橋本 悠吾 さん(小6)
PCN金沢からのコメント:
ドアの上部にサーボモーターを置く強度が欲しくレゴを使ったそうです。
また、修了記念バッジのフルカラーLEDを利用して、作品の完成度を高めている点も評価されています。
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それでは 準グランプリ、グランプリの発表です。
◆作品名「ホールインワンロボット」
小林 喜音 さん(小5)
PCN金沢からのコメント:
サーボモーター工作のデモ作品の発展形ではありますが、楽しい作品に仕上げてくれています。
ボールが転がるレールをハの字にしたり、ボールを置く場所を少々凹ましたり、工夫しています。
なお、小林くんの作品は 第54回 石川県発明くふう展でも 奨励賞を受賞されています。
◆作品名「ワールドカップinかほく」
木谷 幸喜 さん(小6)
PCN金沢からのコメント:
(前記参照)
木谷くんの作品は 奨励賞とグランプリのW受賞になりました。
展示会場に見に来てくれた子どもたちにも、何度も遊ぶ 大人気なゲームでした。
式典の最後に、金沢大学の加藤先生からの講評を頂きました。
皆の工夫を誉め、試行錯誤で失敗してもいいんだ 改善に繋がり学びになる、何よりもやり通した努力が素晴らしい、
といった内容のお話を頂きました。
作品展示コーナーには、IchigoJam体験コーナーも併設。
小学生低学年の子どもにも IchigoJamゲームで遊んでもらいました。
最後に…
実は、PCN金沢の教室では、「サーボモーターを回すには こんな命令です。パラメタ値を変えると回り方が変わります。」と教えた程度。
どんな風に回すか?どんな作品に仕上げるか? は 子どもたちのアイデア次第でした。
出てきた6作品、それぞれ個性的な作品が出てきました。
アイデアを実現する力、素晴らしいですよね。
また、ちょっと上手く行かない点を ちょっとした工夫で解決した、そんな素敵な工夫を幾つも見つけましたよ。
最後に、これらの作品を作った本人から「もっと/さらにコウしたかった」という改善点も聞くことができ、さらに発展性と創作性が見込まれます。
こんな子どもらの将来が楽しみですね。