つなぐ・つくる・まなぶ PIECE
~ くらしの中の課題解決育成のための電子回路モジュール ~

   https://www.elekit.co.jp/piece/
例えば「扉が開くとセンサーが反応して 音で教えてくれる」
こんな電子回路が作れるようになるには、いっぱい勉強しないといけません。
ですが、この PIECEを使えば、電子回路の知識不要で 直観的にこんなシステムが作れます。
IchigoJamで電子工作すること推しの PCN金沢 ですので、
10/24 出荷開始から 先行して 評価デモキットを使わせてもらいました。
その評価/試作状況を 先行レポートさせて頂きます。
まず1言で言えば、
「PIECE イイですよ。簡単で楽しい♪」
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PIECEには、こんなセンサー/出力モジュールが同梱されています。

センサー
・明るさ検知
・振動検知
・音検知
出力
・LED点滅
・モーター規則的に回転
・メロディー鳴る
・振動(バイブ)
面白いのは、論理モジュールがあることでしょう。
・NOT (センサーONなら → センサーOFFなら)
・AND (AセンサーとBセンサーが両方TRUEだったら)
・OR (AセンサーとBセンサーのどちらかがTRUEなら)
さらに、ANDとORを連結することで、複数のセンサーから複雑な条件式
を定義することもできます。

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さて、ちょっと接続端子を調べてみます。
センサーの出力は 3pinオス、出力モジュールの信号線入力は 3pinメス
になっています。

ブレッドボードを介して、出力を2分配してみます。
これで、PIECE標準では不可能だった、”モーターが動いて、光で通知” が実現できました。

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では、次に、IchigoJamと連動させてみましょう。
1) センサモジュールの信号線を IchigoJamの IN(1)で取り込んでみます。
その値に応じて、出力モジュールを ON/OFFしてみます。
  10 A=IN(1)
  20 OUT 6,A
  30 WAIT30
  40 GOTO 10

2) 出力モジュール2個の制御も可能でした。
  10 A=IN(2)
  20 OUT 5,A
  30 OUT 6,A
  40 WAIT 30
  50 GOTO 10

IchigoJamの IN()命令や OUT命令と PIECEモジュールを連動させることが
できることが判りました。
ということは、もっと複雑な条件式もプログラミング可能ですね。
IchigoJamの画面にセンサー状態を表示することだって可能です。
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PIECE 楽しい!
こんなに簡単なブロック状の電子回路を繋げるだけで、センサ回路を構成することができます。
また、IchigoJamとワイヤー接続すれば、複雑な機能を構成することも容易なのです。
PIECE だけでも、
  欲しいものを実現させる “ものづくりワークショップ”
が開催できますが、
IchigoJamプログラミングと連動させることで、さらに1歩進んだアイデアが実現できるようになります。
こんな PIECE + IchigoJam の世界。楽しみですね♪


